Fetching water

パモラ村では、家庭で使うための水は、集落のはずれ近くにある井戸でくみ上げられる。朝方と夕方の水汲み場には、女性か子どもが集まっている。水汲みという仕事が女性と子どもの仕事であるということがわかる。水は、一般的にジェリカンと呼ばれるポリエチレン製の容器で運ばれる。運ばれるとき、頭にのせて運ばれる。

井戸は、村のwater resource committeeにより、管理され、夜間は施錠される。朝7時から夕方7時まで解錠されて、水をくむ事ができる。井戸を使いたい場合、入会金を払ってメンバーになり、毎月お金を支払う。村の人たちは水汲みに行くことを、「川に行く」または「アイラ川に行く」と言う。

(文:岩谷洋史、田原範子)

2018-09-23

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